④3日目【焼山寺の後にまた山登り⁉あやうく沢ガニが夕食に!】12番札所焼山寺~親切な植村旅館

3日目

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③3日目【焼山寺到着、だけど本当の試練はここから!?】12番札所焼山寺~親切な植村旅館
前回はこちら ――― 12番札所「焼山寺」に到着! この雨のため、6,7時間かかっただろうか。 道中、2,3組の外国人と数人の日本人に出会った。 抜きつ抜かれつ。 天気予報を見て断念した人...

―――

 

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焼山寺のあとのプランにご注意!

 

1200キロの遍路道の中で、

最難所の一つといわれる焼山寺。

 

この土砂降りの中、

川みたいな山道を登りながら

到着したんだ。

 

なんかもう遍路なんて余裕な気がした(*’ω’*)

 

。。。

 

1200キロ中、約40キロしか終わってないけど。

40日前後の旅のうち、約2日しか終わってないけど(*’ω’*)

 

ネットや本など、あらゆるところで、

焼山寺は大変だ!

って書いてあったから、

焼山寺を登り切ればなんとかなるだろう。

そう思って、この後のプランは考えていない。

 

「すだち館」がいっぱいだったため、

とりあえず飛び込みでどこか別の宿を探そう。

 

地図を見ると、すだち館の周りには、

別の旅館もいくつかみられる。

 

その辺に行ってみよう!

 

その辺までは焼山寺からだいたい1時間ほど。

今度は下りの山道。

 

焼山寺から20分くらい下ると、

前から、コンビニで売っているようなカッパを来た女性が向かってくる。

 

そっちからくるのは、、、なんだっけ?

 

女性に一言声をかける。

どうやら中国人?

20代後半の眼鏡をかけたかわいらしい女性だ。

 

ちょっと立ち話をする。

(略)

女性「焼山寺へはまだ遠い?」

ぼく「もうちょっと!登りだとあと30分くらいかな!頑張って!」

 

そんな会話を英語でかわす。

 

女性は握っていた手を開いて僕のほうに差し出す。

女性「これどうぞ。」

ぼく「えっ、」

女性は手に持っていた何粒かのブドウを僕のほうに差し出す。

 

ぼく「え、ありがとう(*’ω’*)」

そういって一粒もらおうとすると、

女性「全部あげる!」

 

手の中のブドウを全部くれた(;・∀・)

 

この雨の中、

遍路の道中、

山の中で出会った、

中国人の女性に、

手に握りしめていたブドウをもらうという、

文字にするとなんともシュールな、

(実際に遭遇するともっとシュール)

出来事。

 

お気持ちはありがたい。

でも、知らない人が手に握りしめていた

ブドウ、食べれる~?

雨水とかもめっちゃかかってんで~?

 

ね~、

まあ、ありがたく美味しく全部いただきました(*’ω’*)

 

道中見つけた川

 

 

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すだち館を通り過ぎると…

 

焼山寺からすだち館は3.4キロ。

下りということもあって、

1時間弱で着いた。

 

その辺で、前を歩いていた外人ペアと一人の日本人に追いつく。

手前の日本人は、すだち館にお泊りのご様子。

すだち館から優しそうなおばちゃんがその日本人に声をかける。

 

おばちゃんは、通りすぎるぼくになにか言いたそうな、

心配そうな顔をしてこっちを見てくる。

 

なんだろう、さっき電話して来た人かな?

って思ったのかな?

 

 

まあ、どのみちぼくには用がないので先を急ぐ。

 

すだち館から数百メートル進む。

 

前を歩いていた外人ペアが、

地図を広げて困った様子。

 

声を掛けた。

どこか旅館を探しているらしい。

 

どうやら「すだち館」を探しているらしい!!

 

自分たちさっき通り過ぎたよ!

って教えてあげた。

 

ぼくは先を急ぐ。

 

地図だと、すだち館を過ぎたあたりに宿があったはずだけど、、、

 

見当たらない。。。

 

まあ、とりあえず次のお寺方向に進んでいけば、

すぐ街に出るだろう(*’ω’*)

 

 

と思って、歩き続けていると、

なぜかまた山の中を登っていくことに。。。

 

 

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焼山寺の後にまた一つ山を越える

 

焼山寺を超えたと思ったのに、

また山を登っていく。。。

 

どしゃぶりの焼山寺で体力を使い果たし、

気分的にも終わったつもりでいたこれから、

また山道を登るのは本当にきつい。

 

しかも、この天候で木の生い茂る山の中。

3時過ぎなのにズンズン暗くなる。

 

あっ!!!!

 

 

 

 

 

沢ガニいた~!

これ茹でたら赤くなる奴だ~(*’ω’*)

 

 

 

いやいや、本当にそんなこと言っている場合じゃない。

この山道がどこまで続くのか見当もつかない。

 

そうか、すだち館のおばちゃんが心配そうな目でこっちを見ていたのは、

「あんた、この先行っちゃうと何もないけど大丈夫?」

的な意味だったんだ(;・∀・)

 

 

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後のたよりは看板だけ

 

焼山寺を過ぎたあたりから、

電柱とかにくくりつけられている

「植村旅館まで○○キロ」という看板。

やっているかどうかもわからないけど、

とにかくそれを頼りに進むしかない。

 

だけど、植村旅館、焼山寺から10キロって書いてあったんだよな。。。

 

地図を見るだけだと、

どこまでが山道なのか見当がつかない。

もう全部山の中のように見える。。。

 

次のお寺までは焼山寺から20キロある。

さすがにそこまではいけない。

 

もう、今晩は山の中で泊まるしかない。

このびしょぬれの状態で、

雨の中、山中にテント泊は結構きついぞ。

しかも、テントを平らに張れそうな場所も見当たらない。

 

まあ、もうしょうがない。

こうなったら覚悟を決めるしかない。

 

そうなったら、

絶対沢ガニ捕まえてゆでて食ってやるからな(; ・`д・´)

 

だけど、もうちょっと歩こう。

まだいける。

 

日没までの時間いっぱい、

歩いてみよう。

 

そう思って歩き続けた。

 

ん??

 

 

 

 

んん??

 

おお!! 街が見えた!

そして、山の中を超えた瞬間!といってもいいほどのタイミングで、

雨が上がった(;・∀・)

 

 

道も山道から一転、

車道へ変わった。

 

 

 

助かった~!

街中まで出てくれば、

夜でも歩ける!

 

―――

こうしてブログを書いている今知ったけど、

ここの神山遍路小屋は、焼山寺から6.8キロ。

通常なら2時間弱でこれる距離だけど、

山道のためそうとう時間がかかった。

この小屋に泊まることも考えたけど、

近くにトイレがなかったため断念した。

※故障中と書いてあった

―――

 

少し気も楽になりつつ、

相変わらず見かける「植村旅館」の小さな看板をたどりながら先を進む。

 

もうね、焼山寺からその看板だすのやめてくれる(;・∀・)w

遠すぎるわ(;・∀・)

 

 

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植村旅館に到着するも…

雨が上がったおかげか、多少、空も明るさを取り戻す。

車道を歩くこと1時間くらいだろうか。

18時ころに植松旅館のある村…?

にたどり着いた。

 

神山町という川沿いの小さな町だ。

 

 

この町…

 

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人の気配が全くしない。

それなのに、人形の数が異常…

 

なんだか、人間がすべて人形に変わってしまったかのようだ…

 

 

ちょっと恐ろしさを感じつつ、

植村旅館を目指す。

 

旅館はもうそこのハズ!!

 

 

やった!

 

やっと到着!!

 

 

あれ、

全く人の気配がしない。

玄関も締まってる。

 

これはもしかして…

やってないのか。。。

 

 

あわてて電話するも一向に応答しない。

 

しまった。やってない。

 

そうだ、こんな田舎の町なんだから、

飛び込みで客が来るほうがおかしい。

予約客が入っていなければあけないのだろう。

遍路3日目、四国のそういう事情をまだ理解していなかった…

 

時間は夕方の6時。

 

地図を広げてどこか宿がありそうな場所を探す。

 

あった!

「神山温泉」という地区に宿がいくつかある!

 

だけど、ここからさらに10キロ…

 

今の体力なら3時間近くかかるだろう…

 

このコンディションでどこか野宿できる場所を探すか、

あと3時間かけてでも快適な宿に泊まるか…

 

とにかく、やってるかどうか先に電話してみよう!

 

電話をかけるとおじいちゃんぽい人が出た。

今日はやっているという。

料金は1万円くらいだった。

電話口で悩む。

ん~、

 

どうしよう…

 

 

 

続く

 

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