③8日目『心を開くことと警戒することのバランス』~道の駅宍喰温泉

8日目

前回は、24番札所『最御崎寺』(ほつみさきじ)までの道中、海陽町あたりでアベさんとお別れするところまででした。

(8日目歩き遍路5月18日の旅日記)

前回はこちら

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②8日目『また会えると思っていたけど、会えないのが旅』~24番札所『最御崎寺』道中

②8日目『また会えると思っていたけど、会えないのが旅』~24番札所『最御崎寺』道中
前回は、24番札所『最御崎寺』(ほつみさきじ)までの道中でした。 (8日目歩き遍路5月18日の旅日記) 前回はこちら ーーー ①8日目【歩き遍路の強い味方スーパーマルナカ】道の駅日和佐~ ーーー ...

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24番札所『最御崎寺』へは80キロ弱の距離がある。

僕はここ四国へ来る前、

まったく歩くトレーニングをしてきませんでした。

 

ここ数年、まったくの運動不足。

だけど、80キロという距離は歩いたことがあります。

 

ちょうど2年前、2016年の6月です。

(※遍路の時から計算しています)

トマトの苗をリュックサックに入れて、

埼玉の自分の家から群馬にある当時の彼女の家まで歩いたことがあります。

 

いや、苗を運ぶだけなら車で行きますし、

いつもは車で行っています。

ただ、歩いてみたくなったんですね。

その時、手ぶらでもなんなので、

プチトマトの苗をば持って行ってみました。

その時もまったくの運動不足で歩き始め、

結局一度ファミレスで休憩しただけで歩き続けること22時間かかりました。

まあ、暑いわ足が痛いわ、大変でした。

 

別にもともと歩くのが好きってわけではありません。

ただ、時々、といいますか、年に1回ほど、

なにかしらチャレンジしたくなるんです。

 

それに、もし、大きな震災などでなにかあって、

移動手段がなくなったとしたら、

歩いてでも助けに行かなきゃならないと思いますので、

一度経験しておくのも必要だななんていう考えです。

 

まあ、もう行くこともなくなりましたが。

 

そんなわけで、80キロを歩くというのはこれで2回目です。

厳密にいうと、一息に歩ききるというのが2回目です。

 

さて、そんな2回目の80キロですが、

半分はアベさんと一緒。

残りは一人で歩くことになります。

アベさんと別れた場所から僕はもう一足先まで、

あと10キロ弱進みます。

 

今日僕が泊まる予定の場所は宍喰(ししくい)という町の

遍路小屋です。

宍喰には道の駅があり、その名前は

「道の駅 宍喰温泉」

こ これはお風呂に入れるかもしれない(;・∀・)

 

途中、こんな電車をみましたよ。

 

そして宍喰に到着。

(電車には乗ってないからね(;・∀・))

 

なんと立派な!

ここは道の駅宍喰の隣にある「ホテル リビエラ宍喰」

 

ここには日帰り温泉があるということで行ってきました(*’ω’*)

 

めっちゃキレイ(野宿者目線)

 

野宿の歩き遍路をしていると、

お風呂も結構大変な問題。

道中に寄れそうなお風呂がある時には寄るようにしながら歩いています。

 

ここのホテルは道路一本挟んだ海の目の前。

 

こんな立派なホテルでお風呂を借り、

早々に出てきて、

野宿をしなくてはいけないなんて、

ん~、持つ者と持たざる者との違いを体感したような気がします。

 

お風呂を出て、道の反対側にあるコンビニで今日のご飯を買います。

コンビニ飯もなんだか久しぶりの気がして、

堤防に座りながらたくさん食べました。

ちょっとフナ虫が怖い。

 

 

堤防に座りながらご飯を食べていると雨が降ってきました。

でもなんだか気になりません。

 

ご飯を食べ終え、

ホットコーヒーを買い、

遍路小屋を目指します。

 

遍路小屋は基本的に泊まれる場所が多いのですが、

スペースが限られているため、

人が多いと泊まれないこともあるようです。

 

もう日も暮れて暗くなってきちゃったし、

泊まれなかったらどうしよう。

 

そう思いながら、コーヒー片手に、反対の手にはキャリーを引きながら遍路小屋を探しに行きます。

 

遍路小屋についたころにはすでに真っ暗。

下手したら見過ごしていたかもしれません。

遍路小屋についてみると先客がいるようです。

挨拶をしてみるもあまり感じのよい方ではないようです。

遍路は心を開いて人に接することはとても大切なことですが、

色々な犯罪に巻き込まれることも現実に起きているようなので、

警戒心を怠ってはいけません。

特段の会話もなく、同じ空間で過ごす男の人。

夜も遅くなっていたため顔も見えません。

ただ、なんとなく年配のような感じです。

こういう少しスパイスの効いた時間を過ごすというのもまた、

遍路の楽しみの一つかもしれません。

ただ、女性のお遍路さんは男性よりも余計に気をつけなきゃいけないというのがよくわかりました。

もちろん、結局、その方となにかあることもなく、

かといって親しくなるわけでもなく、

必要最低限の言葉を交わし、翌朝には別々の道を歩いていきました。

 

 

下の写真は翌朝に撮ったものです。

隣にお墓とかやめて(;・∀・)

 

このベンチの上で寝袋にくるまれて一夜を明かしました。

 

続く

 

コメント

  1. […] […]

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