③6日目【飛行機モードは電話つながりません】22番札所平等寺到着

6日目

前回の日記で21番札所太龍寺(たいりゅうじ)を打ち終わりました。今回は22番札所平等寺(びょうどうじ)までの遍路日記です。

(6日目歩き遍路5月16日の旅日記)

前回はこちら

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②6日目【また会いたい人二人目、アベさん】20番札所鶴林寺~21番札所太龍寺
四国歩き遍路の旅6日目、阿波の難所といわれる20番鶴林寺(かくりんじ)、21番太龍寺(たいりゅうじ)を目指していきます。できたら22番札所平等寺(びょうどうじ)まで行く予定でいます。今日も素敵な旅になりますように(*'ω'*) (6日...

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太龍寺で知り合ったアベさん。

その歳を聞いたらなんと70を過ぎているという‼

どうみても50代にしか見えません…

 

しかも、この遍路旅、

基本野宿で、宿も使いながら回るといいます。

 

恐るべし70代です。

 

そしてまた歩くペースもものすごく早い。

僕の息が上がりそうになるほど早い。

 

太龍寺から平等寺へは、

太龍寺の山を下り、

さらに一つ峠を越えていく。

 

アベさんと歩きながら、

途切れることなく会話が続く。

 

家族のことや遍路への思いなど、

たくさんのお話を聞き、

僕もたくさんのことを話した。

 

年齢の差なんて一切感じなかった。

 

アベさんの金剛杖にはいい音がする鈴がついていた。

 

僕「アベさん、その鈴いい音しますね(*’ω’*)」

アベさん「ああこれか、セリアで買ったんだよ」

 

って、百均かい( `ー´)ノ

 

ご利益はなさそうだけど

熊はよけられそうだ。

 

2時間ほど歩いたところで休憩をとった。

僕「アベさん、あとどれくらいかスマホでちょっと調べてみますね!」

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アベさん「僕も調べたいけど、スマホの充電が少なくって…」

 

僕「ああそれなら、いい方法ありますよ! スマホって電波悪いところだと、電波を探すから電池をたくさん消費するんです。だから使わないときは飛行機モードにしておくといいですよ(*’ω’*) (アベさんのスマホを借りる)これをピッとしておくと…完璧です(*’ω’*)」

 

アベさん「おお~、そうなの? ありがとう!」

 

僕「アベさん、平等寺までここから後5キロくらいあります! 残り時間あと1時間っすよ(;・∀・) どうします??」

 

アベさん「ん~、どうしようかね~。時間的に結構厳しいかな~…どうする?」

 

僕「いや~、せっかくここまで頑張ったんですからチャレンジしましょうよ!」

 

アベさん「そうする~?! じゃあがんばるか~!」

 

平等寺まで残り5キロほど。

平地であっても1時間でつくのはきつい。

 

まして、ここまですでに2つの山を越えてきた。

体力的にはかなりきつくなっている。

 

なのに、

アベさん早いのなんの。

 

僕「やった! やっと峠超えましたよアベさん!(*’ω’*)」

 

アベさん「お~、あの右のほうの森になっているあたりがお寺じゃないか?」

 

僕「え、あそこっすか⁉ もうすぐじゃないっすか~(*’ω’*)」

僕「あと30分、何とか間に合いそうっすね~(*’ω’*)」

 

・・・。

僕「アベさん、ここじゃなかったっすね~!(*’ω’*)地図よく見ると左側っすお寺!」

 

アベさん、遠くの農民1に声かける。

 

アベさん「すみませ~ん! 平等寺はもうすぐですか~⁉」

 

農民1「お~、あと2キロくらいかの~。あんたらの足ならあと30分も歩けばつくよ~。」

 

30分!!

ギリギリいける!!

 

僕「アベさん! なんとか行けそうっすよ!!(*’ω’*)」

 

アベさん「お~、ここまで来たら何とか間に合わせたいね~」

 

僕「行きましょ~(*’ω’*)」

 

この頃もうめっちゃ競歩状態。

 

この6日間で一番体力使った気がする…

 

僕「ア アベさん!! 間に合いましたよー!! 10分前です!」

僕「いや~、この距離で10分前に到着するって相当ギリギリでしたね~!てかほんとよく間に合いましたよね~(*’ω’*)」

 

アベさんも疲労困憊の様子である。

 

約40日の遍路中、

後にも先にもこの時が一番ギリギリだった気がする。

 

22番札所平等寺到着 16:48

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時間が時間なので、お勤めの前に納経を済ませる。

納経を終えてからゆっくりと境内でお勤めをして回る。

 

本堂から境内を見下ろした一枚。

 

手水場の水の中にもみじが浮かべてある!

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僕「アベさん、今日はどこに泊まるんですか?(*’ω’*)」

 

アベさん「今日は宿をとってあるんだ!」

 

アベさん「でもおかしいんだよな~、迎えの車が来てくれてるはずなのに、見あたらないんだよ~」

 

アベさん、今日泊まる予定の宿に電話する。

 

アベさん「あ~、もしもし、今日泊まる予定になっているアベといいますけれど、お迎えの車が見当たらないのですが?」

 

アベさん「え、私に電話がつながらないから迎えの車が帰っちゃった?」

 

僕(・・・。飛行機モードのせいか。)

 

僕「アベさん、それ、僕のせいです(;・∀・)」

 

 

こうして無事に6日目が過ぎていった。

 

って、まだ終わりません!

 

この後僕を待っていたのは庭掃除という1時間の労働でした!!

 

 

続く

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