(今日は15日目歩き遍路2018年5月25日の旅日記)
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②14日目『土佐の札所36番青龍寺』

昨日終えた36番札所から次の札所の37番札所岩本寺(いわもとじ)まではおよそ60キロある。
今日は40キロほど歩く。
昨日少し進んだ分と合わせると、
今日のうちには岩本寺から5キロ圏内まではいけるはずだ。
だけど、無理して今日中に岩本寺を終わらせてしまっても、
その後の寝床が確保できないので、
岩本寺手前の道の駅あぐり窪川までにしようと思う。
昨日の寝床。小屋の後ろのスペースにテントを張って寝ました。
お遍路さんの休憩所です。
おお、コンセントに水道まである!
そして、隣の民家の方が善意でトイレも貸してくださっています。
遍路ってほんと、町全体で文化を保ち続けているんだなと思います。
こういう何気ない言葉が妙に胸にしみます。
四万十川の四万十!!
海のみえるこんなのどかな場所に住みたいなぁと思ったりして
長いトンネルの手前には、反射のタスキがおいてあったりします。
トンネル内の歩き遍路は特に気をつけないといけませんね。
休憩所発見。少し休んでいきます。
のどかな風景の中をひたすら歩きます。
なにげない川がめっちゃキレイ
見つけたドラッグストアでお昼ご飯を買います。
僕は思いました。歩き遍路の行動食って生ハムが最強じゃね⁉(・∀・)
ドラッグストアの外のベンチで休んでいると、
店から出てきたおばちゃんに声をかけられました。
「お遍路さん、OS1飲む?」
ん? OS1と思ったけど、なにかくれるというのでありがたくいただく(*’▽’)
「ありがとうございます!」
おお、経口補水液!
おばちゃんはOS1をくれるとサッと自転車に乗って行ってしまった。
見ず知らずの人を思ってこうしてなにか物をあげられるってすごいことだよな。
そういう優しさに触れると、遍路への想いがますます深まります。
一歩一歩が良い意味で重たくなっていくんだよな。
この遍路の経験は間違いなく人生の宝になると思った。
続く
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